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- バランスのいい道具の揃え方

茶道具を買うときに心得ておきたいのが、「バランスのよさ」。
では「バランス」とはなんでしょう?
それは、あなたらしいお道具を揃え、場にふさわしい姿であること。
「孝眞」から、基本として抑えておきたい2つのマナーをお話しさせていただきます。
お茶の世界では、「同じもので揃えない」ことが基本となります。
- 茶碗、水指、茶入などすべてを萩のもので揃える。
- 大人っぽい雰囲気にしたいからと黒で統一する。
- 春だからとすべて桜をあしらったお道具にする。
これらは避けるべきこと。
「あえてくずす」のが茶道の美学です。
本サイトでも「季節のお道具」をご紹介していますが、あえてワンポイントで使うくらいの慎ましさがよいのかもしれません。
基本的には、お道具の色・柄・産地を一席で揃えないことがポイントです。
季節の柄など同じもので揃える場合には、3つまで(偶数は避けてください)。
お揃いのものにしたくなる気持ちはわかりますが、そこはぐっとこらえて――雅を楽しんでくださいね。
- 制服姿の高校生が持つブランドバッグ
- 1万円のスーツに何十万円とする高級時計 など
あまりにその人自身や他の持ち物と違いがあるものを身につけた人を見て「ミスマッチだな」と感じたことはありませんか?
これは茶道具も同じ。
10代の若い女性が、色あせてかなり侘びた茶碗を持つ。
それがいい茶碗であることはわかるし、もちろん悪いことではないけれど……そこに違和感を覚えてしまうのも事実。
若い女性であれば、もっと明るい色遣いの若々しい茶碗を使ってもいいのでは、と人に思わせてしまいます。
揃えた道具の価値がバラバラなのも考えものでしょう。
主茶碗として力を入れたい気持ちはわかりますが、茶碗だけ何十万という代物、他はとても手頃な価格の品物ではやはりミスマッチ。同じくらいの見栄え、同じくらいの価格帯、自分に相応なものを選び、自分のあゆみと合わせてお道具を揃えていきましょう。
もちろん、同じ色柄で揃えないことも忘れずに。















